採用判断は「どう見極めるか」から「どのような情報を得るか」へ
【2026年最新】back check調べ「採用判断の変化に関する実態調査」
・生成AI時代、本人情報の"裏付け"ニーズ高まる 第三者情報の重要性も上昇
・リファレンスチェックによる第三者情報活用、企業の約6割が導入・検討フェーズへ

back check調べ「採用判断の変化に関する実態調査」結果概要
結果概要① 採用判断で求める情報が変化
・採用判断は「どう見極めるか」から「どのような情報を得るか」へ 約8割が変化を実感
・採用は「採れるか」から「活躍するか」へ 入社後を見据えた情報の重要性高まる
結果概要② 本人情報だけでは見えない情報が求められる時代へ
・採用判断、人事の約8割が「本人情報だけでは足りない」と実感
・履歴書では見えない"人柄・働く姿"を重視 「人柄・性格」が最多
・採用で重視されるのは"経歴"より"働く姿" 人物・実務情報への関心高まる
結果概要③ 生成AI時代、第三者情報活用が進む
・生成AI時代、本人情報の"裏付け"ニーズ高まる 第三者情報の重要性も上昇
・リファレンスチェックによる第三者情報の活用、企業の約6割が導入・検討フェーズへ
2026年7月実施|人事担当者1,000名|インターネット調査
back check株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:須藤芳紀)が運営するリファレンス/コンプライアンスチェックサービス「back check」(https://site.backcheck.jp/)は、人事部に所属する全国のビジネスパーソン1,000名を対象に、「採用判断の変化に関する実態調査」を実施いたしました。
近年、企業の採用活動では、「採用できる人材」ではなく、「入社後に活躍できる人材」を見極めることが、これまで以上に重視されています。一方で、生成AIの普及によって応募書類や面接対策が高度化し、転職市場の活性化も進むなか、履歴書や職務経歴書、面接だけでは候補者の仕事の進め方や信頼性、人柄などを十分に把握することが難しいという声も聞かれます。そのため、採用ミスマッチを防ぐための情報として、候補者本人から提供される情報に加え、第三者から得られる客観的な情報への関心が高まりつつあります。
本調査では、人事部所属のビジネスパーソンを対象に、採用判断で重視される情報や、第三者情報に対する意識・活用状況を調査しました。採用判断において、どのような情報が求められているのか、また、採用判断に必要とされる情報がどのように変化しているのかを探りました。
<調査概要>
調査対象 人事部に所属する全国のビジネスパーソン1,000名
調査期間 2026年7月6日~2026年7月10日
調査方法 インターネットリサーチ
※回答率(%)は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位までを表示しているため、合計数値は必ずしも100%とはならない場合があります。
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01|調査結果詳細
【Topics】採用判断における課題は、過去と比べて「候補者をどう見極めるか(手法の問題)」から「候補者についてどのような情報を得るか(情報の問題)」へと変化していると感じますか。(n=1,000・単一回答方式)
調査の結果、採用判断における課題が「候補者をどう見極めるか」から「候補者についてどのような情報を得るか」へ変化していると感じる人は76.4%でした。内訳は「変化している」が33.0%、「どちらかというと変化している」が43.4%です。

採用判断は「どう見極めるか」から「どのような情報を得るか」へ
約8割が変化を実感
人事部に所属する全国のビジネスパーソン1,000名を対象に、採用判断における課題が、過去と比べて「候補者をどう見極めるか(手法)」から「候補者についてどのような情報を得るか(情報)」へと変化していると感じるかを調査しました。その結果、76.4%が「変化している」(変化している:33.0%、どちらかというと変化している:43.4%)と回答しました。
この結果からは、採用判断における課題が、選考手法そのものの改善だけでなく、採用判断に必要な情報のあり方へと広がっていることがうかがえます。入社後の活躍や定着を見据えた採用が重視されるなか、候補者本人から提供される情報に加え、第三者情報を含めた多面的な情報への関心が高まっていることが示唆される結果となりました。
Q1. あなたは、採用判断において、過去の経歴や実績の確認だけでなく、入社後の活躍や定着を見極めるための情報の重要性は高まっていると思いますか。(n=1,000・単一回答方式)
入社後の活躍や定着を見極めるための情報の重要性が「高まっている」と回答した人は64.1%でした。内訳は「大きく高まっている」が20.7%、「やや高まっている」が43.4%です。

採用は「採れるか」から「活躍するか」へ
入社後を見据えた情報の重要性高まる
採用判断において、過去の経歴や実績の確認だけでなく、入社後の活躍や定着を見極めるための情報の重要性が高まっていると思うか調査したところ、64.1%が「高まっている」(大きく高まっている:20.7%、やや高まっている:43.4%)と回答しました。
採用判断において、過去の経歴や実績だけでなく、入社後の活躍や定着につながる情報を重視する意識が広がっていることがうかがえます。採用判断で求められる情報は、過去の経歴や実績に加え、候補者の人柄や仕事の進め方、周囲との関わり方など、入社後の活躍を見据えた情報へと広がっていることがうかがえます。
Q2. あなたは採用判断を行う際、候補者本人から提供される情報だけでは不十分だと感じることがありますか。(n=1,000・単一回答方式)
採用判断において候補者本人から提供される情報だけでは不十分だと感じることが「ある」と回答した人は79.9%でした。内訳は「よくある」が34.4%、「ときどきある」が45.5%です。

採用判断、人事の約8割が
「本人情報だけでは足りない」と実感
採用判断を行う際、候補者本人から提供される情報だけでは不十分だと感じることがあるか調査したところ、79.9%が「ある」(よくある:34.4%、ときどきある:45.5%)と回答しました。
履歴書や職務経歴書、面接など、候補者本人から提供される情報だけでは、採用判断に必要な情報を十分に把握できないと感じる人が多いことがうかがえます。採用判断では、入社後の活躍や人柄、仕事の進め方など、候補者をより多面的に理解するための情報が求められていることが示唆される結果となりました。
Q3. 採用判断において、履歴書や職務経歴書だけでは把握しにくいものの、本来把握したいと感じる情報はどのようなものですか。あてはまるものをすべてお選びください。(n=1,000・複数回答方式)
履歴書や職務経歴書だけでは把握しにくいものの、本来把握したい情報として最も多かったのは「人柄・性格」の56.9%でした。次いで「コミュニケーション力」が50.5%、「協調性・チーム適性」が48.0%となりました。

履歴書では見えない"人柄・働く姿"を重視 「人柄・性格」が最多
採用判断において、履歴書や職務経歴書だけでは把握しにくいものの、本来把握したいと感じる情報はどのようなものか調査したところ、最多回答は「人柄・性格(56.9%)」、次いで「コミュニケーション力(50.5%)」、「協調性・チーム適性(48.0%)」と続きました。
採用判断において、履歴書や職務経歴書では把握しにくい「人柄・性格」や「コミュニケーション力」、「協調性・チーム適性」といった人物面の情報が重視されていることがうかがえます。経歴やスキルだけでなく、入社後の活躍や組織への適応を見据え、候補者をより多面的に理解するための情報が求められていることが示唆される結果となりました。
Q4. あなたは今後の採用判断において、学歴や職歴などの経歴情報よりも、仕事の進め方や信頼性などの実務・人物面に関する情報が重視されるようになると思いますか。(n=1,000・単一回答方式)
今後の採用判断では、経歴情報よりも実務・人物面に関する情報が「重視される」と回答した人は64.8%でした。内訳は「非常に重視されると思う」が24.7%、「やや重視されると思う」が40.1%です。

採用で重視されるのは"経歴"より"働く姿"
人物・実務情報への関心高まる
今後の採用判断において、学歴や職歴などの経歴情報よりも、仕事の進め方や信頼性などの実務・人物面に関する情報が重視されるようになると思うか調査したところ、64.8%が「重視される」(非常に重視されると思う:24.7%、やや重視されると思う:40.1%)と回答しました。
今後の採用判断では、学歴や職歴といった経歴情報だけでなく、仕事の進め方や信頼性、人柄など、候補者の「働く姿」をより重視すべきと考える人が多いことがうかがえます。採用判断で求められる情報は、過去の経歴を確認するための情報から、入社後の活躍や組織への適応を見据えた実務・人物面の情報へと広がっていくことが示唆される結果となりました。
Q5. あなたは、生成AI(ChatGPTなど)の普及により、候補者本人が提供する情報の裏付けを確認する必要性は高まっていると思いますか。(n=1,000・単一回答方式)
生成AIの普及により、候補者本人が提供する情報の裏付けを確認する必要性が「高まっている」と回答した人は56.6%でした。内訳は「大きく高まっている」が18.2%、「やや高まっている」が38.4%です。

Q6. あなたは採用判断における第三者による客観的な情報(前職の上司・同僚などから得られる情報)の必要性は、数年前と比べて高まっていると思いますか。(n=1,000・単一回答方式)
採用判断における第三者による客観的な情報の必要性は、数年前と比べて「高まっている」と回答した人は56.2%でした。内訳は「大きく高まっている」が18.0%、「やや高まっている」が38.2%です。

生成AI時代、本人情報の"裏付け"ニーズ高まる 第三者情報の重要性も上昇
生成AI(ChatGPTなど)の普及により、候補者本人から提供される情報の裏付け確認の必要性について調査したところ、56.6%が「高まっている」(大きく高まっている:18.2%、やや高まっている:38.4%)と回答しました。
また、採用判断における第三者による客観的な情報の必要性についても調査したところ、56.2%が「高まっている」(大きく高まっている:18.0%、やや高まっている:38.2%)と回答しました。
この結果からは、生成AIの普及に伴い、候補者本人から提供される情報の裏付けを重視する意識が広がるとともに、採用判断を支える情報として、第三者による客観的な情報の重要性が高まっていることがうかがえます。採用判断では、本人から提供される情報だけでなく、複数の情報を組み合わせて判断することの重要性が一層高まっていることが示唆される結果となりました。
Q7. あなたの勤務先では、採用判断における第三者による客観的な情報の活用について、現在どのような状況にありますか。(n=1,000・単一回答方式)
第三者による客観的な情報をすでに活用している企業は26.5%でした。導入を検討している企業と情報を収集している企業を含めると、60.4%が活用または導入に向けた取り組みを進めています。

リファレンスチェックなど第三者情報の活用、企業の約6割が導入・検討フェーズへ
勤務先における採用判断での第三者による客観的な情報の活用状況について調査したところ、「活用している」(7.4%)と「活用を拡大している」(19.1%)を合わせ、約4社に1社(26.5%)がすでに第三者情報を活用していることが明らかになりました。また、「導入を検討している」(20.5%)、「情報を収集している」(13.4%)を合わせると、約6割(60.4%)が活用または導入に向けた取り組みを進めている結果となりました。
第三者情報の活用は、すでに導入している企業に加え、導入を検討・情報収集している企業にも広がっており、採用判断を補完する手段として浸透し始めていることがうかがえます。第三者情報の活用は、必要性を認識する段階から、具体的な導入・活用を検討する段階へと移りつつあることがうかがえる結果となりました。
「採用判断の変化に関する実態調査」解説
本調査から、面接や書類だけでは把握しきれない情報が、採用判断において依然として存在していることが明らかになりました。候補者の働きぶりや対人関係、職場での実態といった側面は、構造化面接や適性検査などを活用しても、選考プロセスだけでは十分に把握しきれない領域として残っています。
さらに、生成AIの普及により応募書類や回答内容の質が均質化し、候補者ごとの差分や実態を見極める難しさは一層高まっています。こうした状況は、「どのように見極めるか」という手法の問題だけではなく、「採用判断に必要な情報を十分に取得できているか」という構造そのものの課題として捉える必要があります。
その中で、候補者本人から得られる情報だけでなく、第三者からの評価など外部情報を組み合わせて判断していく視点の重要性も、今後さらに高まっていくと考えられます。
■back check株式会社 代表取締役社長 須藤 芳紀 コメント
今回の結果から、(1) 直近3年間で採用ミスマッチが発生した企業は6割にものぼり、(2)適性検査や面接選考で問題ないと判断された場合でも、入社後に約半数ものケースで問題が発生し、(3) 多くの企業が採用の見極めに難しさや不安を感じており、(4) 選考で入手している情報の網羅性や正確性に課題を感じていることが分かりました。
構造化面接やSTARといった面接手法の導入によって選考プロセスの改善を行うことは重要かと思いますが、「選考判断をするために必要な情報は何か」という前提について再考する必要があるかと思います。特に、面接や書類だけでは把握できない領域の情報については、第三者からの情報活用を検討してはいかがでしょうか。
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