目次採用代行(RPO)とは?基本をわかりやすく解説採用代行(RPO)の基本的な仕組みから費用相場、注目される背景まで、まず知っておくべき基礎知識を解説します。効果的な導入を検討するためには、採用代行の全体像を正しく理解することが重要です。採用代行(RPO)の定義と仕組み採用代行(RPO)とは、企業の採用業務の全部または一部を外部の専門業者に委託するサービスのことです。RPOは「Recruitment Process Outsourcing(リクルートメント・プロセス・アウトソーシング)」の略称で、日本語では「採用アウトソーシング」とも呼ばれます。具体的には、採用計画の策定から求人広告の作成・運用、応募者とのやり取り、面接日程の調整など、企業の採用プロセス全般をプロの採用担当者が代行します。自社の採用担当者が不足していたり、ノウハウがない場合でも、RPOを利用することで専門知識や経験を持つプロの力を借りられ、採用活動の質を高めることが可能です。採用代行の費用相場と料金体系採用代行サービスの費用は依頼する業務範囲や契約形態によって異なります。サービスの形態としては、月額固定型・成果報酬型・従量課金型の3種類が一般的です。それぞれの特徴と相場を以下の表にまとめました。■採用代行の費用相場と料金体系料金体系費用相場特徴メリット月額固定型月額5万〜100万円毎月一定の料金を支払い、プラン範囲内の業務を代行予算管理がしやすく、計画的な運用が可能成果報酬型1人当たり60万〜120万円採用成功時のみ料金が発生する完全成功報酬制不採用の場合は費用が発生せずリスクが低い従量課金型業務内容により変動実行した業務量に応じて料金が決まる仕組み必要な業務のみ選択でき無駄がない料金体系以外にも、採用する人材の種類によって相場は異なります。新卒採用向けでは月額5万〜70万円程度、中途採用向けでは月額10万〜70万円程度、アルバイト・パート採用向けでは月額1万〜30万円程度がひとつの目安です。採用代行が注目されている背景近年、多くの企業で採用代行サービス(RPO)が注目されるようになった背景には、採用を取り巻く環境変化と人事部門の課題があります。日本は人材の獲得競争が激化しており、企業は従来以上に多様な採用チャネルや手法を駆使する必要に迫られているのが現状です。その背景には、少子高齢化による労働人口の減少や、働き方の多様化によって従来の雇用形態では人材を確保しにくくなっている現状があります。その一方で、応募者対応や日程調整といった煩雑な事務作業も増え、人事担当者の業務負担は増加の一途をたどっています。特に中小企業や成長企業では、採用専門の担当者が不足して「手が回らない」「最新の採用ノウハウについていけない」といった悩みも多いです。こうした中で、採用業務のプロに一部業務を委託して負担を軽減しつつ、採用の質を高める手段としてRPOが脚光を浴びています。少子高齢化や採用手法の多様化で企業の人事部門の役割が拡大する中、十分な採用戦略を立てられず応募者対応が滞るといった問題の解決策として、専門知識を持つ外部パートナーの活用が有効と考えられているのです。今後も人材不足の深刻化が予想される中で、RPOの重要性や市場規模はさらに拡大していくとみられます。採用代行で委託できる7つの業務内容採用代行サービスでは、採用プロセスの幅広い業務を外部委託することが可能です。ここでは、委託できる主要な業務内容を7つのカテゴリに分けて解説します。①採用計画の立案RPOでは採用計画の立案業務から委託することができます。具体的には、自社が必要とする人材像の定義や採用人数の計画、採用プロセス全体の設計など上流工程の支援です。例えば、RPO企業は人事要件の定義や採用マーケットの調査、採用チャネルの選定といった企画立案を代行し、自社に最適な採用戦略を策定します。自社で十分な採用戦略を立てられない場合でも、プロの目線でどの時期に・どんな手法で・どのような人材をターゲットにすべきかを提案してもらえるため、採用活動全体のデザインを外部に委ねることが可能です。②求人広告運用求人広告の運用も採用代行に委託できる代表的な業務です。具体的には、自社に適した求人媒体や求人サイトの選定、求人原稿の作成・掲載、広告予算の管理、効果測定までを専門家が代行します。RPO企業は多数の企業支援で蓄積したデータをもとに、ターゲット人材に響く求人文面の作成や媒体ごとの反応率の分析・改善も行ってくれるため、単に掲載するだけでなく母集団形成を最大化する運用が期待できます。自社では手が回らない複数媒体の同時運用や、広告効果の細かなトラッキング・改善まで任せられる点がメリットです。③スカウト・ダイレクトリクルーティング近年主流になりつつあるダイレクトリクルーティングの代行もRPOの重要な役割です。RPO企業は転職データベースやSNS(例えばLinkedInなど)を活用し、貴社の求める人材に対してスカウトメールの送信や候補者とのコンタクトを代行します。専門のスカウト担当者がつくサービスでは、職種や業界に精通したスタッフがターゲットに合わせたメッセージ文面を作成し、複数媒体にわたり100通以上のスカウト配信を行うケースもあります。自社で候補者を探し出してアプローチするのが難しい場合でも、RPOを利用すれば豊富な人材データベースにアクセスし、「待ち」ではなく「攻め」の採用を実現できるのです。④応募者管理応募者の管理も採用代行で委託可能な業務の一つです。具体的には、求人に応募してきた候補者に対する応募受付の対応、応募者情報のシステムへの入力、問い合わせ対応、選考ステータスの管理など事務的なプロセスをRPO側が担います。応募者への連絡漏れやレスポンス遅延が起こらないよう、応募直後のサンクスメール送信、必要書類の案内、進捗フォローなどの対応を代行してもらえる業者もあります。大量の応募がある場合でも、こうした対応を得意とするRPO企業に任せればタイムリーな対応が可能となり、結果として応募者の満足度向上や選考辞退防止につながることが期待できます。事務作業の負担を軽減しつつ、応募者対応の抜け漏れを防ぐことで、社内担当者は合否判断といった重要業務に専念できるようになります。⑤書類選考・面接代行書類選考や面接日程調整・面接代行もRPOに依頼できる業務です。書類選考代行では、応募者の提出書類(履歴書・職務経歴書など)の内容チェックや選考基準に沿ったスクリーニングを実施し、合否連絡まで代行します。大量の応募がある場合でもRPOのスタッフが一次スクリーニングを行うことで、社内の採用担当者は合格者の最終確認だけに注力でき、効率的です。面接に関しては、日程調整の代行や面接官の手配・研修、場合によっては一次面接の代行もサービスに含まれることがあります。実際の最終面接官は自社の人間が務める必要がありますが、面接の日程調整や面接評価シートの作成、適性検査の手配など付随する業務を任せることも可能です。⑥内定者フォロー内定後のフォローも採用代行サービスがカバーする領域です。具体的には、内定承諾者への各種連絡や入社手続きの案内、必要書類の送付・回収、入社日程の調整などを代行します。内定から入社までの期間は候補者の気持ちが変化しやすい時期でもあるため、フォローの遅れや抜け漏れは内定辞退につながりかねません。その点、RPOを活用することで、内定者への定期的なフォロー連絡や懸念点のヒアリングなどを計画的に実施してもらえるケースもあり、入社意欲の維持・向上に寄与することが期待できます。⑦採用データ分析採用活動のデータ分析・効果検証もRPOサービスとして提供されます。採用活動を継続的に改善するには、各選考フェーズのKPIを計測・分析し、課題を抽出して次の施策に活かすサイクルが欠かせません。しかし、自社だけで膨大な採用データを整理・分析するのは難しい場合があります。RPO企業は多くの支援実績から得たベンチマークデータや分析手法を持っている場合があり、例えば応募から内定までの歩留まり分析や採用チャネルごとの効果測定、採用コストの分析などを代行してくれるRPO企業も存在します。第三者の客観的視点で効果検証を行うことは、単にマンパワー不足を解消するだけでなく、自社では気づかなかった課題の発見や次回採用への改善策立案に役立つでしょう。採用代行を導入する5つのメリット採用代行サービスを導入することで、企業は具体的にどのようなメリットを得られるのでしょうか。ここでは、多くの企業が実感している主要なメリットを5つのポイントに分けて解説します。採用業務の効率化採用代行サービス最大のメリットは、採用業務の効率化です。応募者対応や日程調整、書類管理といった定型業務を外部に委託することで、人事担当者の工数を大幅に削減できます。採用担当者は煩雑な事務作業から解放され、面接の実施や内定者フォローなど本来注力すべきコア業務に集中できるようになります。RPO企業のスタッフが主体的に採用のタスクを進めてくれるため、採用活動全体がスムーズに進行し、社内の負担が軽減され効率的な採用を期待することができます。採用の質とスピードの向上プロのノウハウを活用することで採用の質とスピードが向上する点もメリットです。採用代行では人材業界の経験者など「採用のプロ」が業務を担当することが多く、候補者へのアプローチ手法や選考の目利きなど高度なスキルを投入することが期待されます。その結果、これまで自社だけでは出会えなかった優秀層の母集団形成や、選考通過率の改善にも寄与することも考えられます。また、専任チームが採用プロセスをリードすることで選考のリードタイム短縮も可能です。応募から内定までの期間を短く保てれば、競合他社に先んじて内定を出すことが可能となり、優秀な人材の取りこぼしを防ぐことが期待されます。最新の採用ノウハウの活用採用代行を活用することで、自社に無い最新の採用ノウハウや手法を取り入れられることもあります。RPO企業は様々な企業の採用支援を行っているため、効果的な採用手法の知見を蓄積している場合が多くあります。例えば、SNSリクルーティングやリファラル採用、オンライン面接ツールの活用法など、他社事例も踏まえてノウハウを共有してもらえるケースも少なくありません。複数の求人媒体や採用ツールを駆使したスケールメリットを享受でき、費用対効果の高い手法を提案してもらえることもあります。また、市場動向に関する知見(有効求人倍率の変化や求職者の志向トレンドなど)も豊富なこともあり、採用戦略立案の段階から専門的アドバイスが得られることもあります。採用コストの最適化RPO導入により、採用コストの最適化が期待できる場合もあります。外部の採用専門チームが入ることで、これまで漫然とかけていた求人広告費や人材紹介手数料などを見直し、より効果的な予算配分も期待できます。なお、RPO利用には委託費用が発生しますが、その費用は採用業務の効率化や品質向上による長期的メリットを踏まえて必要経費かどうかを検討すべきです。自社で人事部門を維持する人件費や、採用失敗による損失を考慮すると、外部委託の方がトータルで割安になるケースもあります。採用体制の構築採用代行を活用することで、将来的な自社の採用体制構築につながる可能性もあります。RPOは単に現場作業を肩代わりするだけでなく、採用プロセス自体の設計や改善にも関与するため、共同でプロジェクトを進める中で自社に最適な採用の型が形成されることも期待されます。さらに優良なRPO企業であれば、プロジェクト終了時にノウハウの引き継ぎや報告会を実施し、蓄積した知見を社内資産として残してくれる場合もあるでしょう。短期的な成果だけでなく、長期的に自社の採用力向上に資する点は、採用代行を導入する隠れたメリットと言えます。採用代行のデメリットと注意すべき3つのポイント採用代行には多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。導入前に知っておくべき主要なデメリットと注意点を3つのポイントで解説します。社内に採用ノウハウが蓄積されにくい採用代行に全面的に依頼しすぎると、社内に採用ノウハウが蓄積されにくいというデメリットがあります。どの媒体でどんな募集をかければ効果的か、面接でどこを見るべきか、といった知見が社内に共有されないままだと、社内の採用力の成長機会を逃してしまいます。また、RPO利用期間が長引くほど外部への依存度が高まり、自社内で採用スキルを育てる機会損失につながりかねません。この対策としては、RPO企業から積極的に情報共有を受けたり、並行して社内担当者のスキルアップ研修を行うなど、ノウハウの内製化を意識することが重要です。候補者との関係構築が難しくなる採用代行を利用すると、候補者との関係構築が難しくなるケースもあります。業務範囲によっては、応募者への連絡やフォローアップを外部の代行スタッフが行うため、自社の人事担当者が直接候補者と接触する機会が減少します。その結果、応募者の「生の声」を聞くチャンスが減り、求職者の率直な反応や市場の動向を肌感覚でつかみにくくなる可能性があります。また、求職者側から見ても、採用担当者とのコミュニケーションが希薄だと企業への愛着や信頼感を醸成しづらい場合もあるでしょう。こうしたデメリットを補うには、重要な面接や内定後フォローなど候補者との関係構築に直結する場面では自社担当者が関与することをおすすめします。採用コストが大きくなる採用代行の利用には当然委託コストが発生するため、自社内で行うより費用がかさむ場合があります。特に実績のある大手のRPO会社に広範囲の業務を依頼すると、月額費用が数十万円から100万円を超えるケースもあり、中小企業にとっては負担に感じられることもあるでしょう。もちろん、採用代行の活用によって自社人件費の節約や採用ミス防止による損失削減などメリットも得られるため、一概に「高コスト=損」とは言えません。しかし短期的な費用面だけを見ると、アウトソーシングしない場合と比べて出費が増える点はデメリットとして認識しておくべきです。対策としては、委託範囲を絞って部分的に利用する、料金体系を自社に有利な形で選択するなどが挙げられます。自社に合った採用代行サービスの選び方5つのポイント採用代行サービスを効果的に活用するためには、自社のニーズに合った適切な業者を選ぶことが重要です。ここでは、サービス選定の際に押さえておきたい5つのポイントをご紹介します。①委託したい業務範囲を明確にするまず最初に、自社が採用代行会社に委託したい業務範囲を明確に定めることが重要です。採用代行と一口に言っても、企業によって必要な支援は異なります。自社の採用活動におけるボトルネックはどこか、どの業務を外部に任せれば課題解決につながるかを整理しましょう。■RPOで業務委託する採用業務の一例求人広告運用スカウトメールの送信応募受付、問い合わせ対応面接日程調整内定者フォローRPO導入前に関係者で十分に話し合い、「どの部分を依頼し、どの部分は社内対応とするのか」を文書化するくらいの準備をしておきましょう。この作業を通じて、自社に本当に必要なサービス内容が見えてきますし、後の代行業者選定や契約プランの検討もスムーズになります。②実績と専門性を確認する採用代行サービスを選ぶ際は、候補となる業者の実績と専門性をしっかり確認することが大切です。具体的には、その会社が過去に何社くらい導入支援した実績があるかを調べましょう。導入実績が豊富であれば、それだけ多くの採用データとノウハウを蓄積している指標になります。また、自社が求める人材分野に強みがあるかも重要です。RPO会社によって、「新卒採用が得意」「エンジニア採用に強い」「専門業界の知見がある」など特徴が異なるため、自社の業界・職種にマッチした専門性を持つか確認しましょう。関連記事:【2025年最新】採用方法・種類18選!中途・新卒採用手法のトレンドも紹介関連記事:エンジニア採用が難しい5つの理由と、採用成功のコツ7選③料金体系と費用対効果を検討する複数の採用代行サービスを比較する際には、料金体系と費用対効果のバランスにも注目しましょう。各社で月額固定・成功報酬・従量課金など料金形態が異なるため、自社の採用ニーズに合ったプランかどうかを見極める必要があります。「できるだけ安い会社を…」と飛びつくのは禁物で、安価なサービスは対応範囲が限定的で結局成果が出ず社内工数が増えた、という失敗も起こりえます。まず、自社が委託したい範囲に対し、それぞれの業者がどこまで対応してくれるかとその料金を比較しましょう。例えばA社は月20万円でスカウト100通代行まで、B社は月50万円で採用全般フルサポートなど、プラン内容を細かく確認します。また、提示料金以外に初期費用や成功時の追加報酬、求人広告掲載費の扱いなども含めて総額を試算して比較することもポイントです。④サポート体制と連携方法を確認する採用代行サービス導入後に成果を最大化するには、業者のサポート体制や自社との連携方法が適切であることが重要です。サポート体制でチェックすべきポイントは以下の通りです。■RPOサービスのサポート体制のチェックポイント専任のプロジェクトマネージャーがつくか何名体制で支援してくれるのか定期的な打ち合わせが実施されるか日々のやり取り方法(メール、チャット、会議など)週次・月次でレポートを提出してくれるか自社の希望に合った連携スタイル(対面頻度や報告方法など)で進められるかどうか、事前にすり合わせておきましょう。円滑なコミュニケーション体制があれば、委託後のミスマッチを防ぎスピーディーに採用活動を進めることができます。⑤契約条件と柔軟性をチェックする採用代行サービスの契約条件(契約期間や解約条件)とサービスの柔軟性も確認ポイントです。例えば「3ヶ月から利用可能」「1ヶ月単位で契約OK」など会社によって様々で、短期スポットで使えるところもあれば半年以上の契約を前提とするところもあります。自社の採用繁忙期だけ利用したい場合は短期契約に応じてくれる業者を選ぶと良いでしょう。また、中途解約の条件(解約料の有無や何日前通知か)や、契約内容の途中変更の可否も重要なチェック項目です。採用状況は刻々と変化するため、途中で委託範囲を拡大・縮小したり、追加オプションをお願いしたくなる場合があります。そんな時に、「0.5人月単位でチーム増員可能」とか「業務量の増減に応じてプラン変更提案」といった柔軟性があるサービスだと安心です。おすすめの採用代行サービス5選こちらで実績と信頼性に優れた採用代行サービスを5社厳選してご紹介します。それぞれの特徴や料金体系、おすすめポイントを詳しく解説しますので、自社のニーズに合うサービス選びの参考にしてください。CASTER BIZ recruitingCASTER BIZ recruiting(キャスタービズ・リクルーティング)は、オンラインアシスタント事業などで知られる株式会社キャスターが提供する採用代行サービスです。スタートアップやIT企業を中心に累計500社以上の支援実績があり、経験豊富な採用スペシャリストチームが戦略立案から応募者対応まで一連の採用業務を推進してくれます。特徴は、リクルーター(採用担当)、アンカー(日程調整担当)、原稿作成担当など4名のプロがチームで対応する点で、あたかも自社に優秀な採用チームが丸ごと移籍してきたような体制で業務を進めます。独自の採用管理ツール「God」によりデータを数値化して論理的に課題抽出・改善提案を行うなど、科学的アプローチにも強みがあります。契約は月70時間から利用可能で、英語対応や新卒採用支援など個別ニーズにはカスタマイズプランで柔軟に対応可能です。自社の採用担当者が少人数で回らない場合に、採用実務をプロに任せて戦略業務に集中したい企業におすすめです。項目内容料金体系月額40万円〜(STANDARD・最低3ヶ月)特徴リクルーター、アンカー(日程調整)、原稿作成担当など4名のプロがチームで対応。独自の採用管理ツール「God」によるデータ分析と論理的な改善提案が強み。公式ページhttps://recruiting.cast-er.com/まるごと人事まるごと人事は、マルゴト株式会社が提供するベンチャー・成長企業向けの採用代行サービスです。特徴は面接以外の採用実務を"まるごと"外注できる点にあり、人事専任者がいない企業でも人事部の機能を丸ごとアウトソーシングする感覚で利用できます。料金プランは月額25万円(ライトプラン)と月額45万円(フルサポートプラン)の固定料金制で、契約期間は1ヶ月単位からOKという導入しやすい設定です。初期費用や成功報酬も不要で明瞭な料金体系のため、スタートアップ企業でも利用しやすくなっています。サービス範囲は新卒・中途いずれにも対応可能で、求人票作成、スカウト送信、応募者対応、日程調整、内定後フォローまで幅広くカバーします。実績は累計540社以上(2023年時点)と豊富で、契約継続率95%以上という高い満足度を誇ります。採用活動を内製するリソースが不足している企業にとって、人事部ごとアウトソースするような感覚で使え、必要な期間だけ柔軟に利用できる点が魅力です。項目内容料金体系月額25万円(ライトプラン)特徴面接以外の採用業務をまるごと代行。累計540社以上の支援実績、契約継続率95%以上公式ページhttps://marugotoinc.jp/PRO SCOUTPRO SCOUTは、株式会社VOLLECT(ボレクト)が提供するスカウト業務特化型の採用代行サービスです。中途・新卒問わず様々な求人媒体を駆使して、1案件につき100通以上のスカウトメール送信代行やダイレクトリクルーティング戦略の立案を行う点が特徴です。大手企業やメガベンチャー(パナソニック、博報堂など)への支援実績も多数あり、各職種・業界に精通した専任担当者がターゲット人材に合わせて媒体選定から文面作成、効果改善まで深く入り込んでサポートします。特に、「自社にリクルーターがいないが質の高いダイレクトリクルーティングを実施したい」「専門職の候補者にピンポイントでアプローチしたい」といったニーズに応えるサービスと言えるでしょう。契約は案件ごとのカスタマイズで、スカウト送信数や利用媒体に応じて柔軟に設計されるため費用は非公開(要問い合わせ)となっています。プロの目線でテンプレートに頼らない緻密なスカウト運用を代行してくれるため、特定分野における採用の難易度が高い企業や、複数媒体でのスカウトを高速で回したい企業におすすめです。項目内容料金体系案件ごとのカスタマイズ特徴スカウト業務特化型。800社以上の導入実績、大手企業やメガベンチャーの支援事例多数公式ページhttps://vollect.net/パーソルキャリア RPOサービスパーソルキャリア RPOサービスは、人材業界大手のパーソルキャリア株式会社が提供する採用アウトソーシングサービスです。人材紹介事業や求人メディア運営で培ったリソースを活かし、特に中途採用領域で強みを発揮しています。パーソルキャリアはバイリンガル人材やエグゼクティブ人材の採用支援実績が豊富であり、グローバル人材やハイクラス人材の獲得を目指す企業からの信頼が厚いです。自社で多数の採用メディアとの連携が強みで、業界特化の採用イベントの開催や、自社データベースを活用した候補者スカウトなど、メディア運営企業ならではのアプローチが可能となっています。サービス詳細や料金は企業ごとのカスタマイズになるため費用は問い合わせ必須です。語学堪能な人材や専門領域のスペシャリスト採用を強化したい企業、あるいは多様なチャネルを駆使したダイレクト採用の仕組み構築を求める企業にとって、パーソルキャリアのRPOサービスは心強いパートナーとなるでしょう。項目内容料金体系企業ごとのカスタマイズ(要問い合わせ)特徴doda運営会社による総合型RPO。バイリンガル・エグゼクティブ人材採用に強み公式ページhttps://www.saiyo-doda.jp/product/persol-career-rpo/ネオキャリア採用代行ネオキャリア採用代行は、株式会社ネオキャリアが手掛けるサービスで、大規模な採用コールセンターを完備し土日祝・夜間対応にも応じられる体制が特徴です。例えば、説明会予約の電話対応や応募者からの問い合わせ対応を夜間や週末でも行うなど、手厚いサポートが可能です。主な業務内容は、説明会や面接の日程設定、応募者への案内連絡、さらには面接代行まで幅広く対応しています。導入実績は累計3,000社以上と業界トップクラスで、大手企業からベンチャー企業まで多様な支援事例があります。ネオキャリアのRPOは定型プランを設けず、企業ごとに業務範囲やボリュームに応じてカスタマイズする方式を採っているため、必要最低限のコストで必要な部分だけ委託することもできます。例えば「まずは面接日程調整のみ委託し、効果を見て他工程も検討」といった段階的な利用も可能です。費用は問い合わせによる見積もりとなりますが、部分委託からフルアウトソースまで柔軟に対応してもらえる点で、初めてRPOを導入する企業にも利用しやすいサービスと言えます。夜間対応強化や、低コストでの部分的アウトソーシングを検討している企業には、ネオキャリアの採用代行が適した選択肢となるでしょう。項目内容料金体系企業ごとのカスタマイズ(要問い合わせ)特徴国内5拠点・700席以上のコールセンター完備。年間10,000社以上の採用支援実績公式ページhttps://bizfocus.jp/rpo候補者の適性を見極めるならback check採用代行サービスの活用により、効率的な採用活動と質の高い候補者との接点を増やすことが可能になります。しかし、どれだけ優秀な採用代行パートナーと組んでも、候補者の真の適性や実際の働きぶりを見極めることは容易ではありません。面接や書類選考だけでは把握しきれない候補者の本質的な能力や人物像を確認するためには、客観的な第三者からの評価を得られるリファレンスチェックの活用がおすすめです。株式会社ROXXでは、オンライン完結型のリファレンスチェック・コンプライアンスチェックサービス「back check(バックチェック)」を提供しています。back checkでは、公的公開情報・Web情報・個別調査によって候補者の申告内容に虚偽がないか、コンプライアンスリスクがないかなどを確認するコンプライアンスチェックと、候補者と過去一緒に働いたことがある元上司や同僚から評価を得ることで、入社後に顕在化する働きぶりやカルチャーマッチといった言語化しにくい情報を確認するリファレンスチェックを同時に実施できます。採用代行を活用して効率的に母集団を形成し、質の高い候補者を集めた後は、その候補者の適性を正確に見極めることが採用成功の鍵となります。採用ミスマッチを防ぎ、より確実な採用判断を行いたいご担当者様は、ぜひback checkの導入を併せてご検討ください。