ATS(採用管理システム)とは?導入メリットと選び方、おすすめツール6選を徹底比較
採用手法の多様化により、人事担当者の業務負担は年々増加しています。求人媒体、人材紹介、ダイレクトリクルーティング、リファラル採用など、複数のチャネルから集まる応募者情報の管理に追われ、本来注力すべき候補者との対話や選考に時間を割けないという課題を抱えていませんか。
そこで注目されているのが、ATS(採用管理システム)です。応募者情報の一元管理から選考プロセスの可視化まで、採用業務全体を効率化するツールとしてATSは大きな注目を集めています。
本記事では、ATSの基本概念から導入メリット、選び方のポイント、そして主要6ツールの特徴比較まで、採用業務効率化にまつわる情報を解説します。採用業務の効率化と質の向上を両立させたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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本資料は、back checkの概要説明から、特徴、実績まで網羅された内容です。従来の採用手法以外の方法で面接の精度を上げたい、採用ミスマッチを防ぎたいという採用担当者さまにおすすめです。

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目次
- ATS(採用管理システム)とは?
- ATSの定義と基本機能
- なぜ今ATSが注目されているのか
- ATSを導入する4つのメリット
- 応募者情報を一元管理できる
- 選考プロセスを可視化できる
- 採用コストの削減と最適化
- 採用データの蓄積と分析
- ATS導入前に知っておくべきデメリットと注意点
- 初期導入・運用の手間がかかる
- システム導入に伴う業務フローの変更
- ランニングコストが発生する
- 失敗しないATSの選び方5つのポイント
- 自社の採用課題を明確にする
- 必要な機能を洗い出す
- クラウド型・オンプレミス型で選ぶ
- 操作性や使いやすさを確認する
- サポート体制を確認する
- ATSのおすすめサービス6選
- 採用一括かんりくん
- MOCHICA
- HRMOS採用
- sonar ATS
- ジョブカン採用管理
- Airワーク 採用管理
- ATSの導入事例3選
- 事例①株式会社ローソンエンタテインメント
- 事例②ブラザー工業株式会社
- 事例③株式会社りそな銀行
- 採用の質向上にはATSとback checkの組み合わせがおすすめ
ATS(採用管理システム)とは?

採用業務の効率化を目指す企業にとって、ATSは欠かせないツールとなっています。ここでは、ATSの基本的な概念と、なぜ今注目されているのかについて詳しく解説します。
ATSの定義と基本機能
ATSとは「Applicant Tracking System(応募者追跡システム)」の略で、日本語では「採用管理システム」とも呼ばれています。
求人の作成・掲載、応募者の受付・データ管理、面接日程の調整、選考進捗のトラッキングから、内定通知・フォローや採用データの分析まで、採用業務に関わる複雑なプロセスを一つのシステム上で一元管理・効率化できるツールです。
■ATSの基本機能
複数の求人案件の管理
応募者情報(履歴書・職務経歴など)の蓄積
選考スケジュール管理
内定者フォロー
採用レポートの作成
これらの機能により、企業の採用担当者は煩雑な事務作業を効率化し、より戦略的かつ重要な採用活動に集中しやすくなります。
なぜ今ATSが注目されているのか
近年、ダイレクトリクルーティングやSNS採用、リファラル採用など採用手法の多様化に伴い、従来の求人サイトや人材紹介だけでは接点を持てなかった「転職潜在層」にもアプローチする動きが活発化しています。
こうした複数チャネルからの応募者を扱う企業では、応募情報が媒体ごとに分散して管理が煩雑になっているのが現状です。そこで最近では、あらゆる経路からの応募データを一括で取り込み管理できるATSによる採用業務の一元化に注目が集まっています。
また、深刻化する人材不足・採用難の中で採用担当者の業務負荷を減らしつつ採用力を向上させる方法として、ATSの導入を進める企業も増えています。
関連記事:ダイレクトリクルーティングとは?メリット・デメリット、おすすめサービス6選を徹底解説
関連記事:リファラル採用とはどんな採用方法?リファラル採用の特徴を解説
ATSを導入する4つのメリット
ATS導入により、企業は採用業務の効率化と質の向上を実現できます。ここでは、ATS導入によって得られる主要なメリットを4つの観点から詳しく解説していきます。
応募者情報を一元管理できる
ATSの大きなメリットの1つに、応募者に関するあらゆる情報を一か所で一元管理できることがあります。
メールやスプレッドシートで分散管理していた応募者データをシステム上に集約できるため、データ整理にかかっていた手間を削減することが可能です。
複数の求人媒体や人材紹介会社経由の応募も重複なく統合管理されるため、入力ミスや情報伝達漏れを減らし、候補者対応の抜け漏れリスクも軽減できるでしょう。結果として、採用プロセス全体の管理精度が向上し、選考の効率化につながりやすくなります。
選考プロセスを可視化できる
ATSを使うことで採用プロセスの進捗を「見える化」できるのも大きなメリットです。
候補者一人ひとりが現在選考のどの段階にいるのかをリアルタイムで把握でき、次に取るべきアクションが明確になるため、対応漏れや選考プロセスの滞りを減少させることに役立ちます。
面接評価や連絡履歴をシステム上で共有することで、複数担当者で面接や連絡対応を分担していても、スムーズに情報伝達が行いやすくなります。
採用コストの削減と最適化
ATSの導入は採用にかかるコスト削減に寄与することも期待されます。
採用業務全体を効率化することで、求人の掲載から選考実施まで社内で一貫して対応できるようになり、これまで外部に委託していた業務を内製化することでコストを抑えることが可能です。
また、応募者情報の一元化によって人為的な重複対応や手動集計のムダが省け、担当者の工数削減=人件費削減につながるでしょう。
さらに、サービスによっては複数の求人媒体へ求人票を一括掲載・連携できるATSもあり、それを活用すれば各媒体への掲載料を削減するとともに掲載手続きの手間も省けます。
関連記事:【人事担当者必見】中途採用コストの相場と削減方法13選!効率的な採用戦略の実践法
採用データの蓄積と分析
ATSでは採用プロセスで発生するさまざまなデータを蓄積・可視化し、分析に活用できる点も大きな利点となります。
候補者の属性や選考通過率、応募経路別の応募数・内定数といった統計を自動集計してグラフなどで表示できるため、自社の採用活動におけるボトルネックを客観的に把握することが可能です。
さらに、ATS上に蓄積された各種データをレポート化して共有することで、経営層への報告資料作成も簡便になり、次回の採用計画立案にも役立てることができます。
ATS導入前に知っておくべきデメリットと注意点
ATSには多くのメリットがある一方で、導入時に発生する課題や注意すべき点も存在しています。ここでは、導入を検討する際に事前に把握しておくべきデメリットについて解説していきます。
初期導入・運用の手間がかかる
ATSを導入する際は、システムの初期設定や既存データの移行、社内への浸透に一定の時間と労力を要する点に注意が必要です。
新しいシステムの操作方法を習得するまでは採用担当者や面接官の業務効率が一時的に低下し、慣れるまで採用プロセス全体のスピードが落ちる可能性があります。特に現場の管理職や面接担当者が多忙な場合、ATSの新規導入は負担となってしまうでしょう。
そのため、導入時には操作研修の実施やマニュアル整備はもちろん、問い合わせ対応用のヘルプデスク設置や専任担当者のフォローなど、運用開始後もしっかりサポートできる体制を整えることが大切です。
システム導入に伴う業務フローの変更
自社の採用業務フローとATSの仕様が合わない場合、システムに合わせて業務プロセスを変更せざるを得ないケースもあります。
例えば、これまで独自に設定していた選考ステップや評価基準をATS上で再現するためにフロー自体を再設計する必要が生じることがあります。また、ATS導入によって応募者とのやり取りの方法が変化し、自動返信メールや一括配信機能の利用により従来の個別対応が減ることで、候補者との関係構築のあり方に影響を与える可能性もあるでしょう。
対策としては、ATS導入前に自社の採用プロセスとの相性や、システム側でどこまで柔軟な設定・カスタマイズが可能かを確認しておくことが重要です。
ランニングコストが発生する
ATS導入時には費用面にも留意する必要があります。
多くのATSはクラウドサービスとして提供され、初期費用だけでなく月額もしくは年額の利用料金が継続的に発生していきます。一般に高機能なシステムほど利用料金も高くなる傾向があり、採用人数が少ない企業にとってはランニングコストが割高になる可能性もあるでしょう。
また、クラウド型ATSでは利用人数やデータ容量、または採用件数に応じた従量課金制を採用する場合もあり、使用量が増えるほど費用が膨らむため予算オーバーとならないよう注意が必要です。
失敗しないATSの選び方5つのポイント

ATS導入を成功させるためには、自社の課題やニーズを明確にした上で、適切な選定基準を設けることが重要です。ここでは、ATS選びで失敗しないための5つの重要なポイントを解説します。
自社の採用課題を明確にする
まずはATS導入の目的や自社の採用課題を明確にしましょう。
何を改善したいのかが曖昧なままだと、的外れなツールを選んでしまいかねません。自社の採用フローや規模に照らして、「この課題を解決するにはどんな機能が必要か」をはっきりさせてから候補となるATSを比較検討すると、導入失敗のリスクを下げられます。
■よくある採用課題の例
応募者対応に追われて残業が多い
書類選考に時間がかかりすぎている
複数媒体からの応募者管理が煩雑になっている
面接スケジュール調整に手間がかかる
採用データの分析ができていない
候補者との連絡漏れが発生している
ATSには便利な機能やサービスが様々ありますが、企業によっては過剰な機能となる場合もあります。その機能が本当に必要かを判断するためにも採用課題は明確にしておきましょう。
必要な機能を洗い出す
次に、候補となるATSが備える機能のうち「自社に必要な機能」は何か、逆に「不要な機能」は何かを整理しましょう。
多機能なシステムほど料金も高額になる傾向があるため、使わない機能まで含まれたプランを選ぶとコスト面で非効率になってしまいます。
以下は、従業員数100名程度の製造業A社が中途採用強化のためにATS導入を検討した際の機能要件例です。
■A社のATS機能要件(例)
機能 | 必要性 | 理由 |
|---|---|---|
応募者データ一元管理 | 〇 | 複数媒体からの応募管理が課題 |
面接スケジュール調整 | 〇 | 現場との調整に時間がかかっている |
求人票一括掲載 | 〇 | 複数媒体への掲載作業を効率化したい |
選考進捗管理 | 〇 | 選考状況の把握が困難 |
レポート・分析機能 | 〇 | データに基づく採用改善を目指したい |
動画面接機能 | ✖ | 対面面接を重視するため不要 |
AI書類選考 | △ | AIの精度と費用次第で要検討 |
チャットボット | ✖ | 応募者数がそれほど多くない |
自社の採用課題に合った機能セットを見極めることで、最適なATSを選びやすくなります。
クラウド型・オンプレミス型で選ぶ
ATSの提供形態には、ベンダーがクラウド上でサービスを提供するクラウド型(SaaS)と、自社サーバーにシステムを構築するオンプレミス型があります。
それぞれメリット・デメリットが異なるため、自社の方針やセキュリティポリシーに合った方式を選びましょう。
■クラウド型・オンプレミス型の比較
項目 | クラウド型 | オンプレミス型 |
|---|---|---|
特徴 | インターネット経由でサービスを利用 | 自社サーバーにシステムを構築 |
メリット | ・初期費用が安い | ・高いカスタマイズ性 |
費用 | 月額料金制(比較的安価) | 高額な初期投資が必要 |
クラウド型は導入の手軽さとコストの安さから中小企業に適しており、オンプレミス型は高いセキュリティ要件やカスタマイズニーズを持つ大企業におすすめです。
操作性や使いやすさを確認する
ATS選びでは現場の使いやすさも重要なポイントです。
どれだけ高機能でも、操作が複雑で現場担当者に使いこなせなければ本末転倒になってしまいます。実際に画面を操作したときの分かりやすさ、UIの直感性などを必ず確認しましょう。
■操作性のチェックポイントの例
直感的に操作できるか
必要な情報が見つけやすい画面構成
応募者登録や選考管理の簡潔さ
検索機能の使いやすさ
スマートフォンからの操作対応
多くのATSでは無料トライアル期間やデモ環境が用意されています。導入前に社内の採用担当メンバーで試用し、想定している業務フローにフィットするかをチェックすることをおすすめします。
サポート体制を確認する
ATS導入後のサポート体制もしっかり確認しておきましょう。
システムに不明点が生じたりトラブルが発生した際に、迅速かつ適切なサポートを受けられるかは重要な要素です。
■サポート体制のチェックポイント
問い合わせ方法(電話、メール、チャットなど)
サポート対応時間
専任担当者の有無
導入時の研修やトレーニング提供
操作マニュアルやFAQの充実度
また、システム上で扱うのは応募者の個人情報であるため、提供元によるセキュリティ対策が万全かどうかも重要な確認事項といえるでしょう。
ATSのおすすめサービス6選
ここでは、特に中小企業から大企業まで幅広く利用されている代表的なATSサービスを6つ厳選して、それぞれの特徴や強みを詳しく紹介します。
採用一括かんりくん
採用一括かんりくんは、シンプルな操作性と直感的なUIが特長の国産クラウド型ATSです。
採用担当者・管理者から面接官・候補者まで誰もが使いやすいよう設計されており、候補者の選考進捗や面接予約状況、担当タスクを画面上で一目で把握できるため対応漏れの防止に役立ちます。
また、LINEによる応募者への連絡やGoogleカレンダー連携による日程調整、Slack・Chatworkとの連携による社内共有など、社内外のさまざまなツールと接続できる柔軟性も備えています。
必要な機能に絞ったことで低価格を実現しており、求人管理・応募者管理・選考管理・分析といった基本機能を月額約2万円から利用可能です。申し込みから導入完了まで約1週間というスピーディーさも中小企業に嬉しいポイントです。
項目 | 内容 |
|---|---|
特徴 | シンプルで直感的な操作性 |
費用 | 月額20,000円〜 |
おすすめの企業 | 中小企業 |
公式ホームページ |
※本情報は公式ホームページ掲載内容をもとに作成しています。最新情報は公式ホームページをご確認ください。
MOCHICA
MOCHICA(モチカ)は、株式会社ネオキャリアが提供するATSで、応募者とのコミュニケーション支援に強みを持ちます。特にLINE連携機能を備えており、面接日程の調整や選考結果の通知をLINE上でスムーズに行うことが可能です。
これによりメール連絡よりも高い既読率・返信率が期待でき、候補者の選考辞退防止や満足度向上につながっています。また、専任担当者によるチャットサポートなどサポート体制が充実している点も魅力の一つです。
システムの管理画面から直接質問や相談ができるため、導入後の不明点も迅速に解消できます。応募者対応を手厚くしつつ採用業務を効率化したい企業に適したサービスと言えるでしょう。
項目 | 内容 |
|---|---|
特徴 | LINE連携による候補者コミュニケーション |
費用 | ライトプラン:月額25,000円(税別) |
おすすめの企業 | 候補者とのコミュニケーションを重視する企業 |
公式ホームページ |
※本情報は公式ホームページ掲載内容をもとに作成しています。最新情報は公式ホームページをご確認ください。
HRMOS採用
HRMOS採用(ハーモス採用)は、人材大手の株式会社ビズリーチが提供するATSで、採用業務の効率化はもちろん、蓄積データの分析による採用プロセスの改善まで視野に入れた充実の機能が魅力です。
求人票の作成・公開、応募者管理、面接調整といった基本機能に加え、媒体別応募数や選考フェーズ別の通過率を可視化するレポート機能など高度な分析機能を備えています。
直感的で見やすい画面設計にも定評があり、ビズリーチ社自身も自社の採用管理にHRMOSを活用してノウハウを蓄積しているため、大企業から中堅企業まで幅広く導入されています。分析・改善まで含めて採用力を強化したい企業に向いたハイエンドなATSです。
項目 | 内容 |
|---|---|
特徴 | 高度な分析機能 |
費用 | 要問い合わせ(企業規模や採用ニーズに応じたプラン提案) |
おすすめの企業 | 中堅〜大企業 |
公式ホームページ |
※本情報は公式ホームページ掲載内容をもとに作成しています。最新情報は公式ホームページをご確認ください。
sonar ATS
sonar ATSは、Thinkings社が提供する新卒採用・中途採用の双方に対応できるオールマイティなATSです。導入実績1,700社以上を誇り、人事担当者が煩雑な手作業に追われることなく効率的に人材獲得業務を進められる環境を提供します。
各選考フェーズの自動ステータス更新や面接日程の一括調整などにより、候補者一人当たりに要する作業時間を大幅に短縮できた事例もあり、「採用工数の削減」に強いサービスです。
また、チャット・メール・電話など複数のコミュニケーション手段を候補者に応じて選べる柔軟性や、複数の求人サイト・人材紹介会社からの応募情報を統合して選考を管理できる連携機能も備えています。
新卒・中途を一つのシステムでまとめて管理し、採用効率とデータ活用を両立させたい企業に適したサービスと言えるでしょう。
項目 | 内容 |
|---|---|
特徴 | 新卒・中途の一元管理 |
費用 | 初期費用0円 |
おすすめの企業 | 新卒・中途採用を両方行う企業 |
公式ホームページ |
※本情報は公式ホームページ掲載内容をもとに作成しています。最新情報は公式ホームページをご確認ください。
ジョブカン採用管理
ジョブカン採用管理は、勤怠管理や経費精算などのクラウドサービスで知られるジョブカンシリーズの一つで、採用管理に特化したATSです。
シリーズ累計で25万社以上の導入実績があり、新卒・中途・アルバイトなどあらゆる採用に対応できる柔軟性と、初心者でも使いやすいシンプルなUIを兼ね備えています。
求人ページの作成から応募者データ管理、面接スケジュール調整、媒体・面接官別の効果分析まで、採用業務の多くの工程をこの一つでカバーできます。必要事項と画像を入力するだけで見栄えの良い採用サイトを誰でも簡単に作成できる機能も好評です。
1ヶ月単位で利用可能な従量課金制(応募者数に応じた料金体系)を採用しており、採用繁忙期だけ使うといったピンポイントでの活用も可能です。充実した機能と手頃な価格帯から、幅広い企業規模で利用されています。
項目 | 内容 |
|---|---|
特徴 | シンプルなUI |
費用 | 従量課金制 |
おすすめの企業 | 幅広い企業規模 |
公式ホームページ |
※本情報は公式ホームページ掲載内容をもとに作成しています。最新情報は公式ホームページをご確認ください。
Airワーク 採用管理
Airワーク 採用管理は、リクルート社が提供するATSで、基本機能を無料で利用できる珍しいサービスです。
世界最大級の求人検索エンジン「Indeed」との自動連携が最大の特長で、Indeed上に自社求人を無料で掲載できるため、Indeedの利用者層(世界規模で月間2.5億人・国内では2,700万超 ※ Indeed社公表データ)にアプローチできます。
掲載料が課金しなければかからず、採用が決まっても成功報酬が発生しないため、採用コストをほとんどかけずに母集団形成が可能なのは大きなメリットです。基本的な応募者管理・選考管理機能も無料で利用できるので、「まずはコストをかけずに採用管理をデジタル化したい」という企業に適しています。
リクルートの提供する他のAirシリーズ(勤怠管理や会計サービスなど)との親和性も高く、特に中小企業や店舗ビジネスで採用コストを抑えたい場合に有力な選択肢となるでしょう。
項目 | 内容 |
|---|---|
特徴 | 基本機能無料 |
費用 | 基本機能無料 |
おすすめの企業 | 中小企業 |
公式ホームページ |
※本情報は公式ホームページ掲載内容をもとに作成しています。最新情報は公式ホームページをご確認ください。
ATSの導入事例3選
実際にATSを導入し、採用業務の効率化や質の向上に成功した企業の事例を3つご紹介します。これらの事例から、具体的な導入効果や活用方法を参考にしてください。
事例①株式会社ローソンエンタテインメント
大手コンビニグループのエンタメ事業を担う株式会社ローソンエンタテインメントでは、ジョブカン採用管理を導入することで採用業務の効率化と可視化を実現しました。
導入前は応募書類(履歴書・職務経歴書)を印刷して各担当者に配布する紙ベースの運用を行っていましたが、システム導入によって応募書類のペーパーレス化に着手し、その管理工数を大幅に削減しています。
また、キャリア採用では人材紹介エージェント経由の応募が多くを占めていましたが、ATS上でエージェントからの推薦候補者情報を一元管理できるようにしたことで、社内の情報共有も格段に容易になった点もポイントです。
「ジョブカンを導入してから、エリアマネージャーや各部署から人事への採用に関する相談・要望を多く受けるようになった」との声もあり、システム導入が社内の採用意識を高めた好例と言えます。
ATS導入前 | ATS導入後 |
|---|---|
応募書類を印刷して配布する紙ベースの管理 | 応募書類のペーパーレス化と電子管理 |
エージェント経由の応募情報が分散 | エージェント情報の一元管理 |
社内での採用情報共有が困難 | 現場から人事への相談・要望が増加 |
出典:株式会社DONUTS「ペーパーレス化やエージェントの一元管理を実現。情報共有も楽に」ジョブカン採用管理 導入事例 (2025年8月11日)
事例②ブラザー工業株式会社
グローバルに事業展開する精密機器メーカーのブラザー工業株式会社では、中途採用業務の効率化を目的にsonar ATSを導入し、大幅な工数削減を実現しています。
同社では2030年に向けたビジョン実現のため、従来の3倍規模となる年間40〜50名の採用目標を掲げていました。しかし、15年間使用していた既存システムは操作性が悪く、各求人の進捗率把握も困難で、社内からのパスワード問い合わせ対応にも工数がかかっていたとのことです。
sonar ATS導入後は、書類選考と一次面接に要する作業時間が候補者1人あたり約65%削減されました。最も大きな変化として、従来2人で分担していた業務を1人で回せるようになったため、浮いた時間をイベント企画などの戦略的業務に充てられるようになりました。
「導入してから安心感と効率的な運用が得られた。業務のスピード感も向上し、エージェントを以前よりもお待たせすることが減った」との評価があり、システム導入が採用業務全体の質向上につながった事例と言えるでしょう。
ATS導入前 | ATS導入後 |
|---|---|
紙中心の採用管理プロセス | デジタル化・標準化された採用管理 |
人事部門だけに閉じた採用運用 | 現場各部門主導型の採用体制 |
属人的・経験依存の採用活動 | データに基づく科学的な採用活動 |
出典:Thinkings株式会社 「ブラザー工業株式会社 sonar ATS導入でキャリア採用の作業工数が約7割減!達成できた理由とシステム導入をスムーズに行う秘訣とは」 (2025年8月11日)
事例③株式会社りそな銀行
大手金融機関の株式会社りそな銀行では、キャリア採用の本格的な拡大に向けてHRMOS採用を導入し、従来の採用管理・運用プロセスを抜本的に見直す改革を実現しました。
導入前の同社では、現場部門が欠員対応として業務の合間に片手間で採用活動を行い、1人あたりの採用に3カ月もの時間を要していました。選考のたびに候補者情報を一式印刷してファイリングし、検印したものを面接官に手渡しする極めて非効率なプロセスが続いており、社内稟議書を通すだけで1週間以上かかる状況だったようです。
HRMOS採用導入後は、年間800時間を超える業務工数削減効果を実現し、印刷費なども含めた大幅なコスト削減につながりました。採用数も2020年の30名から2023年には231名まで劇的に増加し、毎年度目標数を上回る成果を上げています。
さらに現場各部門との対話を通じて「銀行員」のスキルセットを言語化し、人事部門だけに頼らない全社的な採用推進体制を構築できました。
ATS導入前 | ATS導入後 |
|---|---|
紙中心の採用管理プロセス | デジタル化・標準化された採用管理 |
人事部門だけに閉じた採用運用 | 現場各部門主導型の採用体制 |
属人的・経験依存の採用活動 | データに基づく科学的な採用活動 |
出典:株式会社ビズリーチ「採用DXで大幅なコスト削減と200名を超える採用成果を実現」りそなホールディングス、HRMOS採用 導入事例 (2025年8月11日)
採用の質向上にはATSとback checkの組み合わせがおすすめ
ATSの導入により、応募者情報の一元管理や選考プロセスの効率化を実現できますが、真に重要なのは「採用の質」を向上させることです。書類選考や面接だけでは見えにくい候補者の実際の働きぶりや人物像を把握するために、さらなる情報収集が必要となります。
そこで効果的なのが、ATSと合わせてリファレンスチェックを活用することです。候補者のスキルや実績を客観的に確認できるリファレンスチェックは、採用ミスマッチの軽減と質の高い人材獲得に貢献します。
back check株式会社では、オンライン完結型のリファレンスチェックサービス「back check(バックチェック)」を提供しています。
back checkでは、公的公開情報・Web情報・個別調査によって候補者の申告内容に虚偽がないか、コンプライアンスリスクがないかなどを確認するコンプライアンスチェックと、候補者と過去一緒に働いたことがある元上司や同僚から評価を得ることで、入社後に顕在化する働きぶりやカルチャーマッチといった言語化しにくい情報を確認するリファレンスチェックを同時に実施できます。
ATSで効率化した採用プロセスに、back checkによる客観的な候補者評価を組み合わせることで、採用業務の効率化と質の向上を図ることができます。
企業のご担当者様、ぜひback checkの導入をご検討ください。


back check magazine 編集部
リファレンスチェック/コンプライアンスチェックサービス「back check」が手がけるコラム「back check magazine」の編集部です。採用担当のみなさまに向けて、役に立つ情報を発信していきます。










