転職時の身辺調査で内定取り消しになる可能性やケースとは?

更新日:2025/8/25

執筆者:back check magazine 編集部

バッググラウンドチェック

転職市場は競争が激しいため、新しいチャンスを掴むためにはさまざまな準備や努力が求められます。しかし、転職活動を進めるにあたって、自らのスキルや経験を見直したり磨くだけではなく、自身の過去や現在の情報管理も重要です。

企業は候補者の背景を確認するための身辺調査を重視しています。これが意図せず、内定取り消しの原因となるケースも少なくありません。

本記事では、転職時の身辺調査で内定取り消しになるケースや、内定取り消しのリスクなどを解説します。

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目次

転職時の身辺調査で内定取り消しになることはあるのか?

転職時、身辺調査が原因で内定取り消しになるケースは存在します。

特に大手企業や高い責任を求められる職種においては、候補者の過去の行動や背景が企業の評価やリスクと直結するため、身辺調査がより厳格に行われる傾向があります。

内定取り消しとなるケースとしては、犯罪歴の発覚、過去の職場でのトラブル、偽装履歴書や職歴・学歴の詐称、SNS上での不適切な発言や行動などが考えられます。

しかし、すべての企業が身辺調査を厳格に行っているわけではありません。身辺調査を行っていなかったり、行っている場合でも簡易的、形式的であることもあります。

転職時に身辺調査があるとしても、候補者自身は自らの情報を正確に提供し、不適切な行動を控えることで、内定取り消しのリスクを低減することができます。

転職時の身辺調査の主な内容

転職活動を行う際、候補者は企業から依頼され、身辺調査を受ける可能性があります。企業は新たな人材を迎える上でのリスクを低減するための手段として、身辺調査を行います。

転職時の身辺調査で確認される主な内容を紹介します。

過去の職歴や経歴

履歴書や職務経歴書に記載されている情報が事実に基づいているかを確認します。特に職務経歴の内容や在籍期間などを重点的に確認することが多いです。

また、リファレンスチェックなどを用いて、候補者と過去一緒に働いたことのある元上司や同僚から職場での評価や業績、勤怠状況などを確認することもあります。

資格や学歴

履歴書に記載されている資格が実際に候補者が取得しているものかを確認します。特に専門的な資格や高度な技術を必要とする職種では、この点を厳しく確認することが多いです。

また、入学・卒業年度、専攻分野などの学歴に関する情報の真偽を確認します。一部の企業では、学歴の詐称を厳しく取り締まっている場合があります。

個人的なトラブルや疑念

企業のセキュリティや信用度を維持するための措置として、候補者の犯罪歴や逮捕歴があるかどうかを確認します。

また、金融関連の職種では、金融機関での信用情報や候補者に多額の借金があるかどうかを確認することがあります。

性格や人間性

リファレンスチェックなどを用いて、候補者と過去一緒に働いたことのある元上司や同僚から、候補者の性格や人間性を確認することがあります。

また、コンプライアンスチェックの一貫として、SNSやWeb上の投稿や発言、活動履歴などを調査し、候補者の人間性や価値観を確認することがあります。もし不適切な投稿や発言があった場合は、内定取り消しとなることも考えられます。

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企業が身辺調査を行う理由

企業が新たな人材を受け入れる際に身辺調査を行う理由を説明します。

企業のリスク管理のため

企業は、新たに採用する人材が将来的に問題を引き起こす可能性を低減したいと考えています。

もしリスクのある人材が入ってしまうと、何かしらの問題が起きてしまった際に経営ダメージにつながる可能性が高まります。また、問題が明るみになり、企業イメージが低下することで事業運営に支障が生じ、業績悪化にもつながってしまいます。

候補者の過去の行動や背景を確認し、潜在的なリスクの発生を未然に防ぐために身辺調査を行います。

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職務適性の確認のため

候補者の履歴書や職務経歴書だけでは、実際の能力や経験を網羅的に把握するには限界があります。

候補者が持っている技能や経歴が職務に適しているかどうかを詳細に確認するために身辺調査を行います。

信頼性の確保のため

面接だけでは、候補者が企業の価値観や方針に合致しているか、顧客や他の従業員と円滑なコミュニケーションを築くことができるかを判断するには限界があります。

候補者の過去の行動や発言、行動履歴などを確認するために身辺調査を行います。

転職時の身辺調査で内定取り消しになるケース

転職時の身辺調査の結果、内定取り消しになるケースを紹介します。

内定後に問題を起こした

内定後に、候補者が不適切な行動や発言をした場合、その情報が企業に伝わると内定取り消しになる可能性があります。当然のことながら、犯罪行為などがあった場合も含まれます。

前職でのトラブル

前職での勤務態度の悪さや業績不振、顧客や従業員とのトラブルなど、何らかの問題があった場合、それが転職先の耳に入ると、内定取り消しになる可能性があります。

金融トラブル

特に金融関連の職種では、金融機関での信用情報が悪い場合や候補者に多額の借金がある場合、内定取り消しになる可能性があります。

反社会的勢力との関わり

反社会的勢力との関わりが確認された場合、内定取り消しになることが多いです。

企業では反社チェックが行われたり、さまざまな契約時に反社会的勢力との関係がないことの署名を求められるケースも増えています。

転職時の身辺調査で内定取り消しになったら?

転職時の身辺調査で内定取り消しになった場合の対応について説明します。

事実確認をする

まずは内定取り消しの理由を企業から詳細に聞き、それが事実に基づいているかどうかを確認しましょう。

身に覚えのないことや事実無根のことでないかを明確にすることが重要です。

説明・反論の機会を求める

誤解や誤情報が原因での内定取り消しである場合、その事実を明らかにし、再評価を求めることができます。

仮に採用されることを求めていなくても、事実と違うことであれば訂正したほうが良いでしょう。

自己申告の正確性を見直す

意図的ではなくても、事実誤認されてしまうような記述や言動をしてしまっているかもしれません。

履歴書や職務経歴書の内容に誤りや不足がないかを再確認し、次回の転職活動で同じ失敗をしないように準備をしましょう。

SNSや公的情報の管理をする

SNSのプライバシー設定や過去の投稿・発言内容、公的情報などを見直し、適切に管理・修正をしましょう。そうすることで、今後の転職活動における障害を減少させることができます。

【企業向け】身辺調査で内定取り消しを出すデメリット

候補者の身辺調査の結果、内定を取り消し、採用を見送る判断は悪いことではありません。しかし、明確な理由や基準がなければデメリットも生じてしまいます。身辺調査で内定取り消しを出す際のデメリットを紹介します。

企業のブランド・イメージの低下

内定取り消しは、企業の採用プロセスが不透明または不公平に見える原因となります。

企業の信頼性や魅力が低下し、優秀な人材の獲得が難しくなる可能性があります。

候補者との信頼関係の損失

一度内定を出しておきながら、その後に取り消すという行為は、候補者との信頼関係を大きく損ないます。

また、その候補者が今後その企業を推薦する機会が失われるだけでなく、他の候補者にもネガティブな情報が拡散される恐れがあります。

法的リスク

内定取り消しは、特定の条件下で候補者からの損害賠償請求の原因となることが考えられます。

企業側が法的な責任を問われるリスクが生じることも考慮する必要があります。

採用プロセスの非効率

内定取り消しという判断は、採用プロセスの非効率を生む原因ともなります。

再度候補者を採用するまでの時間とコスト、面接の手間などがかかり、多くのリソースが無駄になる可能性が高まります。

【企業向け】身辺調査で内定取り消しを出さないためには?

身辺調査の結果、内定を取り消して採用を見送ることは、企業としてのリスクを避ける意味では正当な判断とも言えます。

しかし、一度内定を出してから取り消すというプロセスは、企業のブランドに悪影響を及ぼすだけでなく、デメリットも多いです。

そのため、身辺調査は最終面接前などの内定を出す前の段階で実施するようにしましょう。内定を出す前に身辺調査することによって、問題があった場合、早期に採用を見送ることができ、内定取り消しのリスクを減少させることができます。

【お役立ち資料】「20人に1人はいる、経歴詐称をしている人材の見抜き方」

【企業向け】身辺調査は内定を出す前に行いましょう

「身辺調査」という言葉を聞くと、過度に神経質になる候補者かもしれませんが、新しい人材を迎え入れる前に、候補者が期待する基準と企業が本当に合致しているのかを確認するために必要なことです。

身辺調査を適切なタイミングで行うことは、企業だけでなく、候補者にとってもメリットがあります。身辺調査を内定を出す前に行うことで、後々の不安や予想外のトラブルを回避することができます。

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公的公開情報・Web情報・個別調査によって候補者の申告内容に虚偽がないか、コンプライアンスリスクがないかなどを確認するコンプライアンスチェックと、候補者と過去一緒に働いたことがある元上司や同僚から評価を得ることで、入社後に顕在化する働きぶりやカルチャーマッチといった言語化しにくい情報を確認するリファレンスチェックが実施できます。

候補者の身辺調査を検討されている企業のご担当者様は、back checkの導入をご検討ください。

back check magazine 編集部

リファレンスチェック/コンプライアンスチェックサービス「back check」が手がけるコラム「back check magazine」の編集部です。採用担当のみなさまに向けて、役に立つ情報を発信していきます。

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